
CD・DVD等のせどりをやられている方にはお馴染みのSIMO-R1ですが、今回は僕が普段どのように使用しているかをご紹介したいと思います。(`・ω・´)
SIMO-R1とは?
SIMO-R1の紹介自体今更感がありますが、
一応どういった用途の商品なのか?というのをご紹介しますと、
CD・DVD・ゲーム等のディスクのキズを、
専用パッドと専用クリームを用いてキズを除去・修復するための
ディスクリペアマシンと呼ばれるものです。
SIMO-R1とはこの機器の呼称ですね。
導入時のコストとして掛かってくるのが、
本体は買い切りなので基本的に故障するまでは使い続けられます。
専用パッドと専用クリーム、あとはクリーニングスプレー等が
消耗材としてコストが掛かってくるところです。
簡単にですが、機器の紹介としてはこんなところで。
で、キズの除去・修復のレベルとしては、
使いこなせれば高いレベルでの除去・修復が可能です。
というのもですね、このSIMO-R1は使用者の使い方を諸に反映します。
分かり易く言いかえると、
上手く使いこなせる人であれば上記のようにディスクリペアが可能ですが、
下手くそな人が使うとキズを除去できないどころかキズだらけにしてしまいます。
SIMO-R1ってそんな癖のある機器なんですね。
と言っても、難しい操作や手順があるわけではありません。
多くの方が誤った使い方のために後者のような状況となってしまうだけなので、
今回は、盤面を綺麗に仕上げられる正しい使い方をご紹介したいと思います。
正しい使い方とは?
まず一番初めに知っておいてもらいたいのが、
■付属の説明書の手順通りにやってはいけない
ということです。
理由は言わずもがな、キズだらけになるからです。
僕もSIMO-R1を導入して最初に参考にしたのが、
付属の説明書の手順だったのですが、
何度やっても綺麗に仕上げられなかったんです。
同じことが何度も続くもんですから、
流石に説明書の手順を疑いましたね。
で、試行錯誤の結果、独自の手順を考案したというわけです。
説明書は捨ててしまっても構わないので(冗談ですが)、
早速その手順を解説していきますね。
①盤面上のホコリ・ヨゴレを可能な限り除去する
これはですね、ホコリやヨゴレが盤面とパッドの間に存在すると、
間違いなくキズの原因になるからです。
このホコリやヨゴレを除去するためにまず最初にやって欲しいのが、
ブロア―でのホコリ飛ばしです。
ブロアーってこんなやつ
↓ ↓ ↓
なぜか僕の持っているブロアーがプレ値化してますね(笑)
ニコハチのブロアー
↓ ↓ ↓
こいつでシュシュっと吹き飛ばしちゃってください。
吐息でやってもいいですが、
間違いなくクラクラしてきます(笑)
あまりオススメはしません。
で、大方吹き飛ばし終えたら、
次は青色のパッドでヨゴレを除去します。
もちろん水分を含ませてください。
僕はダイソーのアルコールスプレー(470ml)を使用しています。
↓ ↓ ↓
(使用の際はボトルに小分け)
ディスクの内側に青色パッドの繊維が残ることがありますので、
これは綿棒で易しく取り除きましょう。
綿棒は薬局の方が安く手に入りそうですかね。
②白色パッド・白色クリームで修復研磨をする
黄色クリームからじゃないの?
と思った方もいるかもしれませんが、
僕は黄色クリームを使った研磨を殆どしません。
というのも、黄色クリームを使用する工程を挟むと、
研磨完了までにどえらい時間が掛かってしまいます。
要は超面倒ってことです。
黄色クリームを使用する研磨を想定しているなら、
始めから購入店で研磨をお願いした方が早いって考えなので。
まぁ電脳仕入れの場合はこの限りではないですけどね。
時には研磨が必要な状態の商品を仕入れてしまうこともありますので、
その場合は、黄色クリームを使用して研磨を行います。
で、話しを戻しますと、
つまり、ディスクを見て仕入れられる状況では、
白色クリームからの修復研磨を想定して仕入れましょうってことです。
黄色クリームでの研磨が必要なディスクはお店にお願いしましょう。
そもそも黄色クリームを使用する研磨に掛かる時間を考えれば、
お店の研磨機で研磨してもらう方が圧倒的に早く仕上がるんですから。
これで、ディスク研磨という超面倒な作業をグッと効率化できるはずです。
③青色パッド・クリーニング液で仕上げ
②以降の工程では、
キズの原因となるホコリやヨゴレが入り込まない想定ですので、
素直に仕上げ工程まで進めてください。
僕の場合、クリーニング液はメーカー純正のものではなく、
上でも紹介したダイソーのアルコールスプレーを使用しています。
(界面活性効果は市販のアルコール水でも期待できますからね)。
④クロスで仕上げる
専用のクロスで易しく拭き上げてください。
但し、絶対に往復拭きはしないでください。
クロス自身の繊維によるキズ・スレの原因になります。
外側一方向に向けて拭くか、楕円回転で拭き上げるのが良いです。
⑤黄色クリームを使用する場合
黄色クリームの工程を初めに行う場合も同様で、
必ずホコリ・ヨゴレの除去を先に行ってください。
そして黄色クリームの研磨後は、この黄色クリームの残りカスが
次の白色クリーム修復工程でのキズの原因になりますので、
黄色クリームの残りカスは必ず青色パッド&ダイソースプレーで除去しましょう。
この時、ディスク内側に黄色クリームの残りカスが付着しやすいので、
先に水分を含ませた綿棒で除去した方が無難です。
とにかく、
■次の工程にキズの原因になる要素を持ち越さない
ということを頭に叩き込んでおいてください。
まとめ
ここまでの作業手順・工程をまとめますと、
白色クリームから始める場合
■ホコリ・ヨゴレを青色パッド・ダイソースプレー・綿棒で除去
↓ ↓ ↓
■白色パッド・白色クリームで修復研磨
↓ ↓ ↓
■青色パッド・ダイソースプレーで仕上げ
↓ ↓ ↓
■クロスで拭き仕上げる(往復拭き厳禁!)
黄色クリームから始める場合
■ホコリ・ヨゴレを青色パッド・ダイソースプレー・綿棒で除去
↓ ↓ ↓
■黄色パッド・黄色クリームで研磨
↓ ↓ ↓
■黄色クリームの残りカスを、青色パッド・ダイソースプレー・綿棒で除去
↓ ↓ ↓
■白色パッド・白色クリームで修復研磨
↓ ↓ ↓
■青色パッド・ダイソースプレーで仕上げ
↓ ↓ ↓
■クロスで拭き仕上げる(往復拭き厳禁!)
何度も言いますが、
■次の工程にキズの原因になる要素を持ち越さない
これだけは必ず実行してください。
編集後記
ディスク研磨作業における作業時間の効率化と、
綺麗に仕上げることに特化した内容にまとめさせて頂きました。
今更ですが、ディスクを修復する目的は、
■販売単価アップ
これだけです。
これだけですが、非常に重要なことです。
ひと手間かけて単価アップできるんですから安いもんです。
と言っても、100円・200円の話ではなく、
1000円・2000円ってレベルの話ですからね。
そういった価値のあるディスクであれば、
研磨することに意味があるってもんです。
ちなみに、SIMO-R1が一番安く手に入るのは楽天です。
↓ ↓ ↓
アマゾンでも買えますが楽天より5000円近く割高ですので、
アマゾンで買うのはあまり賢い選択とは言えないですね。
↓ ↓ ↓
ではでは、参考にしてみてください。
それでは、また次回に続きます!
今回もご覧頂きまして、どうもありがとうございました!
それではまた次回。(。・ω・)ノ゛
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